川越市最古の古墳・三変稲荷神社古墳(三変土田稲荷神社)【小仙波町四丁目】
以前にも書いたかと思うのですが、喜多院周辺には6つの古墳があり、総称して「仙波古墳群」というそうです。
富士見町にある父塚の愛宕神社古墳と母塚の浅間神社古墳は他の4つから2kmほど離れていることから、この2つを除いた4つの古墳について「小仙波古墳群」ということもあるそうです。
この仙波古墳群・小仙波古墳群の中で一番古いのが小仙波四丁目にある三変稲荷神社古墳です。
鳥居横にある解説によると、入間郡の中でも最古の部類に入るようですね。
四世紀後半のもので、一辺20mの方墳なんですが、今は写真を見てわかるように、古墳の上に神社の社殿が設けられるとともに大きな欅の木が生えていますし、裏手には滑り台・ブランコとかのある小さな公園になっていて、古墳の形はだいぶ崩されてしまっています。
鳥居の横に、ここが「三変土田稲荷神社」であることを示す石柱が建てられていますが、これを裏から見ると「喜多院」と彫られています。
これまた以前に紹介した、同じ小仙波四丁目にある「龍池弁財天」にもこのような石柱がありましたが、それと同様、この三変土田稲荷神社も喜多院の歴史(伝説)に由来するところから喜多院の所有となっている神社です。
尊海僧正が、インド・中国・日本にそれぞれ千年住んでいる老白狐と会い、2500年前に仏様が不浄な国土を三度変じて浄土としたと言われる三変土田見せてほしいと狐にお願いしたところ、声を一切出さないならばという条件でその光景を現わしてくれたのですが、あまりの有り難さに尊海僧正は思わず声をあげてしまったがために狐は絶命してしまった、これを悔いた尊海僧正が今後はこの稲荷を信仰するようにさせた、という古いお話があります。
というところから、この神社の名前が「三変土田稲荷神社」となっています。
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